花泉の駅から約15分歩くと、ここ磐乃井酒造に辿り着きます。今日の花泉は朝から雪が降っていて、日本酒を仕込む気分としてはとてもいい感じです。
左が磐乃井酒造の事務所で、右が工場になります。

洗米槽と洗米

洗米槽と洗米(上)
製造工程で一番最初に案内された場所です。この槽で翌日仕込む酒米を洗い糴かします。洗米はとても白く、まだ蒸す前なのに柔らかそうに見えました。
釜と甑/蒸篭(右)
直径2M程の釜には常時湯が湧いていて、翌朝には奥にある甑(こしき)に洗米を入れ蒸し上げます。

酒母室と仕込1日目
酒のもととなる酒母を作る部屋です。ここでは、仕込み一週間程度のものが様々な方法で温度管理されています。手前は樽を包んで温め、その奥が蓋を外して冷しています。樽の中を覘くと、
仕込んで一日目の酒母がふわふわと泡のように育っていました。

分析室と原材料
ここは様々な材料で実験的に仕込んだものを分析・試験する部屋です。試験途中仕込一週間の『金印』を試飲させて頂きましたが、、、これが、かなり酸っぱいです。米粒も分解しきれておらず非常に飲み馴れないものを頂きました。『美味しい!』ものではありませんでした。

酒屋の酒蔵

仕込蔵と仕込1ヶ月の原酒
ここ仕込蔵は、世の中に沢山ある酒蔵の中でかなり綺麗に掃除されていると思う程水気や埃がない蔵でした。仕込んだものは順に並べられ、右側手前から1週間〜10日〜2週間・・・と、左手前では仕込1ヶ月のものになります。ここまでくると、見た目もふわふわ泡のような感じがなくなり、濃厚な色のついたお酒と言う感じです。

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